だいぶ間があいてしまいましたが出産レポ②の続きになります。


リアル&ちょっと汚いお話も


おまけに盛りだくさんの長文なので苦手な方はスルーされて下さいね!





出産レポ①はこちらから→出産レポ①~前兆から陣痛までの流れ~


出産レポ②はこちらから→出産レポ②~いきみ逃しと赤富士~







子宮口はほぼ全開。


いきみたい気持ちを我慢し痛みの波を堪えながら分娩室へ移動しました。


目の前の分娩室までも長く感じたけれど、分娩台に上がること、横になること、


一つ一つの動作と陣痛が重なるともう産まれてしまうのでは!!!と思いました。



やっと分娩台に横になり、


「ここからは我慢しなくていいですよ!」そう言われてがぜんやる気に!


陣痛の波に合わせて思いっきりいきみました。




妊娠中はそもそも「いきむ」って何?どういうこと?って思っていたけれど、


実際そのときになるとわかるものなのですね。


とにかく出てこようとする赤ちゃんを力一杯押し出す感じに踏ん張りました。


目をつぶっていると痛みに集中してしまうからよくないと思いだし、


目を開けたままお腹の方を見るようにしていきみました。



何度かいきんでいると少しずつ熱くて大きなものが降りてくるのを感じました。


ものすごい圧迫感と熱さを感じる度にもうすぐだ、もうすぐだ!と力も入ります!


赤ちゃんは全身が圧迫される中小さな身体でがんばっているんだ!


私も頑張らなくては!


ここでもだんな様の存在が大きく手をしっかり握ってくれていたのがとても心強かったです。






そしてここで妊娠中から恐れていたことが・・・




なんと、う○ちが出てしまいました。




しかも結構な感じで







立ち会い希望だったのでそうなったらどうしようと実はちょっと悩んでいたことでした。


助産師さんは「そんな方はたくさんいらっしゃるので大丈夫ですよ。」と。


下剤を希望していたけれど痛みでそんな余裕があるはずもなく・・・



実際だんな様は頭側にいるし助産師さんが何かで抑えてくれていたのですが、


自分には出ている感じとにおいでわかってしまいました。


もちろん止めることなんかできません。。。


というか、あんなに嫌だったのにあまりの爽快感に出し切ってしまいたいと思っていました。


とはいえやっぱり恥ずかしい


結果、陣痛の合間にだんな様に「う○ち出ちゃった」と自ら告白しました


だんな様は「わからないから大丈夫だよ」と言ってくれました。


気を遣ってくれたのか本当にそうなのかは今でもわかりません。。。


ただ、あのときそんなことを言う余裕がよくあったよねと今でも二人で話しています(笑)





さあ、出すものを出し切ったらもう何も恐れることはない!


力の限りいきむこと数回!


最高の圧迫感とともに赤ちゃんの頭が出てきたのがハッキリとわかりました!


助産師さんのアドバイスとイメトレ通りそこからはいきまずハッハッハの呼吸をくり返し、


ゆっくりゆっくり、そして最高の爽快感とともに娘ちゃんが誕生しました!




少ししてから元気な産声を上げる娘ちゃん。


嬉しくて思わず一緒に泣きました


やっと会えたんだね。


今まで色々あったね、本当に長かったね。


胸の上に置かれてすやすや眠る娘ちゃんの温かさを感じ本当に本当に胸がいっぱいでした。






初めての出産でしたが、立ち会い出産にしてみて思ったこと。


立ち会い出産にして本当によかったということです。


主役は赤ちゃん、けれど私もだんな様もみな主役なんだと思いました。


一人で痛みに耐えたのではなく、みんなで頑張って乗り越えたんだと。


ハプニングもありましたがそんなことどうでもよくなるくらいの感動がありました。


それは私だけが感じたことではなくだんな様も同じ気持ちだったのがまた嬉しかったです。


立ち会い出産を終えてみて夫婦の絆が強くなりました。


出産って、本当に凄い!奇跡です!







そして産後。



大安産だったので体力の消耗も少なく元気いっぱい。


会陰もほんの少し縫っただけだったので円座も必要なくお手洗いもその日のうちに普通にできました。


しかし、お産が早かったせいか暫くするとムカムカが襲ってきました。


そして後陣痛の辛さと闘うこと3日。。。






気持ちの変化。



経産婦なみの安産だったにも関わらず陣痛のあまりの痛さにもう次はないと正直思いました


あんなに感動しても陣痛の痛みは衝撃すぎたのです。


けれども3日くらい経つと新生児のあまりのかわいさに何人でも欲しいという気持ちに。


人間て本当痛みを忘れるものなのですね、不思議です。


そして1ヶ月ほど経ってから今度は眠れない辛さでやっぱり次はないと思うように(笑)






だんな様に対して。



ついイライラしてあたりが強くなってしまうこともしばしば。


家事も育児もめいっぱい手伝ってくれて支えてくれるだんな様に申し訳なく思います。


本当にごめんなさい。


だんな様は「ためないで話すことが大事だよ」と受け止めてくれています。


今までもこれからも本当に頼もしい存在です。


それと、今まではだんな様にべったりと甘えることが多かったですが、


守るものが出来たという気持ちからか少し甘えベタになってしまった気がします。


たまには甘えてラブラブ過ごしたいなと思います





2ヶ月経った今、娘ちゃんも大きくなってきて新生児の頃がすでに懐かしく思います。


大変だったけれど、マタニティライフを出産をあの感動をまた経験したいと思うこともあります。


けれども今は娘ちゃんに精いっぱいの愛情を注ぎたいと思っています




私にこんな気持ちをくれた家族や支えて下さった皆様に本当に感謝しています。


本当にありがとうございます